マカオについて

日本からマカオへ行くには、飛行機での直行便があります。時間としては4~5時間ほど。

また、香港からマカオは近いためフェリーも出ています。時間としては30分ほどです。

マカオは元々ポルトガル領でしたが、1999年に中国に返還されました。そのため、現在マカオは中国の一部です。

しかしながら「特別行政区」という自治権が認められており、限りなく独立に近い独自の国家運営をしています。

カジノ自体は1847年に既に合法化されていました。中国政府はこのカジノ産業に目を付けました。

マカオのカジノ産業を外貨獲得のために活かすことで、返還後も自治権を認めています。

公用語としてはポルトガル領であったころの影響が強く、ポルトガル語と広東語が共存しています。

マカオのオリジナル通貨はパタカですが、カジノで使用する通貨は主に香港ドルとなっています。マカオに入れば空港やフェリー乗り場にも至る所にカジノが存在するため、両替は容易です。

ただしカジノはレートが良くないため、普通の両替所で予め両替をしておいて法が良いでしょう。

また、クレジットカードが使用できるカジノも存在します。

マカオの観光名所や治安は?

カジノ以外の観光地については、2005年にマカオの8つの広場と22の歴史的建造物のある「マカオ歴史市街地区」が世界遺産として認定されています。

1999年の返還以降は中国が外資系企業の誘致を積極的に行っていたため、世界各国のカジノや有名ホテルが軒を連ねているため、毎日噴水ショーなどのイベントで観光客を楽しませてくれるでしょう。

治安に関しては特に悪いということはありません。というのも、マカオはほとんどがカジノとカジノのために建てられたホテルやデパートだけで構成されています。

つまるところ、人が居ないところ自体が少ないです。人の目を盗むような犯罪などは起きにくいということですね。

カジノ施設について

マカオでの代表的なカジノ施設を紹介します。

  1. ギャラクシー・マカオ(Galaxy macau)

2011年にオープンした、ギャラクシーマカオリゾートにあるカジノです。2015年に拡張工事をして、カジノフロアの面積は約70,000平方メートル、テーブルゲーム約950台、スロットマシン約2,500台の世界最大規模のカジノになりました。

無料でメンバーズカードが作成できます。作ると特典として100香港ドルのカジノチップと50香港ドルのレストランチップが付いてきます。

ホテルも併設されています。2021年8月現在では、日本円で2万円前後で宿泊が可能です。

  • ザ・ヴェネチアン・マカオ(The Venetian Macao)

こちらもホテルにあるカジノで、総客室数3,000室もあります。

きらびやかな内装で、見た目としても楽しませてくれます。高級感を感じたい人におすすめですね。

  • グランド・リスボア・マカオ(Grand Lisboa Macau)

ラスベガス風の建物のカジノです。ハスの花をモチーフとしているようです。

東京にある「モード学園コクーンタワー」を彷彿とさせる建物ですが、こちらのほうが景観にマッチしていますね。

開放的な雰囲気のカジノです。